百合ストアの脇の細い路地を入っると、轍さんはひっそりと店舗を構えています。まるで隠れ家を見つけたような気持ちで入店。緩やかに流れる音楽と壁に飾られた自転車が私達を迎えてくれます。
2019年5月1日、令和のはじまりとともにオープンしたお店には、壁掛け時計や黒電話などアナログのものがたくさん置かれゆったりとした時間を提供してくれます。そんな店内でいただけるのは、マスター厳選のコーヒーやお酒、ちょっと懐かしい食事メニューなど。こだわりがつまっています。
この日は「珈琲イベント②」とのことで限定メニューがありました。その中から深煎りのものをいただきましたが、香りもよく、とっても飲みやすかったです。
ランチは「ゴルゴンゾーラ フェットチーネ」。麺に絡みきれなかった濃厚なゴルゴンゾーラソースも、残さずペロリと食べきってしまいました。
「珈琲と音楽と自転車と」をテーマにしている轍さんでは、月に2回ほど音楽イベントも開催しています。ギターの弾き語りシャンソンやジプシーヴァイオリンなど、様々なジャンルの音楽に触れるためお店いっぱいにお客さんが集まります。
百合ヶ丘に長年住んでいるというマスターより、メッセージをいただきました。
「昼間は勤めに出て、夜百合ヶ丘に帰ってくる…。住んでいる街について知らないことは、意外と多いのかもしれません。たまの休日、ふらっと街を歩いてみると、いつもとは違う発見があるかもしれませんよ。」
あなたもいつもとは違う百合ヶ丘を見つけてみては?