2017年2月7日にオープンした上海屋台さん。今ではすっかり百合ヶ丘お馴染みのお店になっており、
階段を上ると常連さんたちの楽しい会話が聞こえてきます。
席に案内してくれるママさんは中国出身で、池袋の学校に通うことをきっかけに来日。お店はママさんとお母様で力を合わせて営業しています。
旦那様の出身が近いという理由で現在の場所に出店を決めたママさん。池袋から移ってきた際は「ちょっと田舎だなあ…」と正直思ったそうです(笑)
しかし今では旦那様の同級生や常連さんととっても仲が良く、百合ヶ丘の魅力を感じながらお仕事をされているようですよ。
エピソードも素敵な上海屋台さんですが、もちろんお料理も格別!
なんとお母様は「点心師」という職業の方で、注文を受けてから全て手作りしているそうなんです。もちろん皮も手作り!
これってとってもすごいことだと思いませんか?
ママさん曰く、日本にある中華料理店の殆どは「日本人向けに味を整えられたお店」なんだそう。しかし上海屋台さんは「本場の味」にこだわって営業されています。そのため、味の違いがわかる中国人のお客さんにも支持されているみたいです。
ちなみに本場の小籠包と日本風小籠包の違いを伺ったところ、「スープがあるかどうか」なんだそうです。
冷凍して保存してある小籠包は皮がスープを吸ってしまうのに対し、皮から手作りする本場の小籠包はスープがたくさん!
筆者もいただきましたが、溢れんばかりのスープをいただける幸せをひしひしと感じながらペロリと完食してしまいました。
おすすめである点心の他にも、高級な「マコモダケ」を使用した料理や「上海ならではの豚足」などなど、たくさんのおすすめメニューがあるので是非ママさんに聞いてみてくださいね。
「百合ヶ丘周辺で本場の味が食べられるのはここだけ。是非食べに来てね~!」
とても気さくで親切なママさんと、笑顔が素敵なお母様、そして本格中華に出会えるお店でした。